入試答案用紙紛失で校長を減給処分 群馬
産経新聞 2012年4月24日(火)7時55分配信
県立桐生高校が3月9日の後期入試で受験生1人の英語の答案用紙を紛失した問題で、県教育委員会は23日、同校の尾池武校長(57)を減給10分の1(1カ月)、高張浩教頭(51)を戒告の懲戒処分にした。
県教委によると、同校の入試マニュアルには、試験監督の教諭ら2人で答案用紙の回収や枚数の点検を行うと定めている。しかし、当日は教諭1人が試験後、受験生に忘れ物を届けたため、残る1人で答案用紙を回収。枚数確認も怠っており、3月12日に採点結果をコンピューターに入力するまで気付かなかった。同校は入試改善委員会を設置し、入試業務を見直す方針。